トラック ヘッダーを右クリックして、サブメニューから[カラー]を選択し、トラック上の波形を表示するときに使用する色を選択します。
トラックのクリップの色を変更した場合、そうしたクリップの色はトラックの色を変更しても変わりません。
トラックの下端をドラッグして高さを設定します。設定したトラックの高さを新しいトラックのデフォルトの高さにするには、トラック リスト内を右クリックし、ショートカット メニューから[デフォルト トラック プロパティの設定]を選択します。
トラックを縦方向に最小化するには、[最小化] をクリックします。
[最大化] をクリックすると、トラック ビュー内で縦方向に最大化されます。
トラックを最小化/最大化した後で、もう一度[最小化]または[最大化]ボタンをクリックすると、元の高さに戻ります。
トラックの高さに関するキーボード ショートカット
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Ctrl+Shift+↑/↓キーを押すと、すべてのトラックの高さを一度に変更できます。
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[`]キーを押すとすべてのトラックが最小化されます。もう一度クリックすると、元の高さに戻ります。
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[Ctrl]と[`]キー押すとすべてのトラックがデフォルトの高さに戻ります。
トラック ヘッダーを右クリックし、ショートカット メニューから[トラックのピッチ シフト]を選択します。次に、サブメニューからコマンドを選択すると、トラックのすべてのイベントのピッチを変更できます。イベント固有のピッチ シフトは、プロジェクト キーとトラックのピッチ シフトの後に計算されます。
ヒント:
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トラックが選択された状態で、テンキーの[+]または[-]を押すと、トラック ピッチを変更できます。
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[表示]メニューの[イベント情報]を選択すると、タイムライン内のイベント固有情報の表示/非表示が切り替わります。イベント情報には、クリップ名やイベント ピッチ シフトなどがあります。
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トラック名をダブルクリックして、新しい名前を入力します。
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[Enter]キーを押して、名前を保存します。
オーディオ トラックの[録音アーム]ボタン をクリックすると、そのトラックの録音の準備が行われます。
メイン トランスポート バーの[録音]ボタン をクリックすると、準備されたすべてのトラックで録音が開始されます。
オーディオ録音については、ここをクリックしてください。
[トラック フェーズの反転]ボタン をクリックして、オーディオ トラックにあるすべてのイベントのフェーズ を反転します。
単一のファイルでデータを反転しても音は変化しませんが、オーディオ信号のミキシングまたはクロスフェード時にフェーズがキャンセルされるのを防ぐことができます。
複数のトラックを選択すると、それらを同時に反転できます。
[トラック FX]ボタン をクリックして、トラックにエフェクトを追加したり、既存のエフェクト チェーンを編集することができます。
トラック エフェクトの使用方法については、「トラック エフェクト」を参照してください。
[ミュート]ボタン をクリックすると、トラックがミックスで再生されなくなります。トラックの [ミュート]ボタンをクリックすると、そのトラックがミュート グループに追加されます。トラックのミュートを解除するには、[ミュート]ボタンを再度クリックします。
トラックをミュートしたときにそのメイン出力とポストフェーダーが送信されるのは、[ユーザー設定]ダイアログ ボックスの[オーディオ]タブにある[トラック プリフェーダーがミュートを反映する]チェック ボックスがオンになっ
ていない場合のみです。[トラック プリフェーダーがミュートを反映する]チェック ボックスの動作方法と例については、「[ユーザー設定] – [オーディオ]タブ」を参照してください。
トラックのミュートとミュート解除
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[オートメーションの設定]ボタン の選択を解除して、トリミング モードに切り替えます。
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[ミュート]ボタン をクリックします。
ミュートされているトラック グループがある場合は、ミュートされていないトラックで[Ctrl]キーを押しながら[ミュート]ボタンをクリックすると、ミュート グループからそれ以外のすべてのトラックが削除されます。[Ctrl]キーを押しながら、ミュートされたトラック上で[ミュート]ボタンをクリックすると、すべての[ミュート]ボタンがリセットされます。
ミュート オートメーションの調整
[オートメーション設定]ボタン を選択すると、ミュートボタンの表示が のように変わります。この状態で、ボリュームのオートメーション設定を編集できます。
[ソロ]ボタン をクリックすると、選択されていないすべてのトラックがミュートされます。ソロ グループにトラックを追加するには、そのトラックの[ソロ]ボタンをクリックします。ソロ グループからトラックを削除するには、もう一度[ソロ]ボタンをクリックします。
[Ctrl]キーを押したまま[ソロ]ボタンをクリックすると、そのトラックのみがソロに設定され、その他すべてのトラックがソロ グループから削除されます。
トラック ヘッダーの[録音デバイス セレクタ]ボタン では、トラックに録音する際に使用するオーディオ出力を選択します。
[録音デバイス セレクタ]ボタンをクリックすると、入力モニタをオンまたはオフにしたり、録音デバイスを選択したりできます。
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トラック ヘッダーが縮小された[録音デバイス セレクタ] |
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トラック ヘッダーが展開された[録音デバイス セレクタ] |
オーディオ録音について詳しくは、ここをクリックしてください。
トラック ヘッダーのバス ボタンでは、トラックのプライマリ出力が選択されます。サブミックスを作成して複数のトラックのレベルを一度に調整したり、複数のトラックに 1 つのエフェクトを適用できるようにする場合は、トラックをバスに割り当てると便利です。
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トラックの[バス]ボタンをクリックします。
ボタンは、トラックがマスタ バスにルーティングされているときは として表示され、トラックが別のバスにルーティングされているときはバス文字(、 など)が表示されます。
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サブメニューから該当するバスを選択します。[バス]ボタンの形状が、選択したバスを表すものに変わります。
トラックに[バス]ボタンが表示されないときは、プロジェクト設定で 1 つしかバスが選択されていないことを意味します。プロジェクトのバス数の指定の詳細については、バスの追加を参照してください。
キュー ミックスまたはエフェクト センドを作成するために複数の出力にトラックを送信する場合は、多目的フェーダーを使用して、各バスまたは割り当て可能なエフェクト チェーンに送信されるトラックのレベルを制御できます。
再生時に、ト
ラックの出力をモニタするためのメーターがトラック ヘッダーに表示されます。
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水平方向メーター |
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垂直方向メーター |
クリッピングが検出されると、ピーク メーターのクリップ インジケータが赤になります。
メーターを右クリックし、ショートカット メニューからコマンドを選択して、メーターの表示を調整します。ショートカット メニューからは、クリップ インジケータのリセット、表示スケールの選択、垂直表示への切り替え、出力メーターのオフを行えます。
トラック ヘッダーの[ボリューム]フェーダーは、トラック全体のボリュームを調整するトリミング コントロールとして、または、トラック ボリュームのオートメーション設定を調整するコントロールとして使用できます。
ボリューム オートメーション設定にトリミング レベルを追加した場合は、エンベロープはそのままで、ブーストやカットだけが適用されます。例えば、トリミング コントロールを -3 dB に設定するのは、すべてのエンベロープを 3 dB カットするのと同じことです。
トラックのミックスを調整するときは、必ずトラック ヘッダーおよびミキシング コンソールのメーターを確認してください。すべてのトラックのボリュームを追加するので、オーディオ出力がクリッピングしやすくなります。再生中に赤いクリップ記号が表示されないようにしてください。
ボリューム トリミング レベルの調整
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[オートメーションの設定]ボタン の選択を解除して、トリミング モードに切り替えます。
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[ボリューム]フェーダーをドラッグしてミックスでのトラックの音量を制御します。
値が 0 dB の場合は、トラックがブーストやカットを受けずに再生されることを意味します。フェーダーを左にドラッグするとボリュームがカットされ、右にドラッグするとブーストされます。
[Ctrl]キーを押しながらフェーダーをドラッグすると、より細かく音量を調整できます。また、フェーダーをダブルクリックすると、設定が 0 dB に戻ります。
複数のトラックが選択されている場合は、選択されているトラックがすべて調整対象になります。
ボリューム オートメーション レベルの調整
[オートメーションの設定]ボタン を選択すると、フェーダーつまみが のように表示され、このコントロールを使用してボリュームのオートメーションを編集できます。
トラック ヘッダーの[パン]スライダは、トラック全体のパンを調整するトリミング コントロールとして、または、トラックのパン オートメーション設定を調整するコントロールとして使用できます。
パン オートメーション設定にトリミング レベルを追加した場合、エンベロープはそのままで、オフセットだけが適用されます。例えば、トリミング コントロールを -9% レフトに設定するのは、すべてのエンベロープを 9% 左に移動するのと同じことです。
この手順はステレオ パンにのみ適用されます。5.1 サラウンド プロジェクトについて詳しくは、5.1 サラウンドのパンとミキシングを参照してください。
トラック パン トリミング レベルの調整
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[オートメーションの設定]ボタン の選択を解除して、トリミング モードに切り替えます。
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[パン]スライダをドラッグして、ステレオ フィールドにおけるトラックの位置を調整します。左にドラッグすると、トラックは左側のスピーカー寄りに配置され、右にドラッグすると右側のスピーカー寄りに配置されます。
[Ctrl]キーを押しながらスライダをドラッグすると、設定を微調整できます。スライダをダブルクリックすると、
0 に戻ります。複数のトラックが選択されている場合は、選択されているトラックがすべて調整対象になります。
トラックのパン オートメーション レベルの調整
[オートメーション設定]ボタン を選択すると、パン スライダのハンドルが のように変わります。この状態で、パン オートメーションの設定が