チャンネルをミュートすると、そのチャンネルからはオーディオが再生されなくなります。例えば、センターのリスニング ポジションにステレオ イメージを再現したい場合にセンター チャンネルをミュートしたり、音声部分の作業をするときに、センター チャンネルを単独で再生したりすることができます。
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パンするトラックまたはバスのサラウンド パン をダブルクリックします。[サラウンド パン]ウィンドウが表示されます。
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チャンネルをミュートまたは出力するには、チャンネルのスピーカー アイコンをクリックします。
チャンネルをソロ再生する場合は、[Ctrl]キーを押しながらスピーカー アイコンをクリックします。
トラック ボリュームの調整
トラック ボリュームは、ステレオ プロジェクトの場合と同じ要領で、トラック ヘッダーの[ボリューム]フェーダーを使用して調整できます。トラック ヘッダーのフェーダーは、トラック全体のボリュームを調整するトリミング コントロールとして、または、トラック ボリュームのオートメーション設定を調整するコントロールとして使用できます。
ボリュームオートメーション設定にトリミング レベルを追加した場合、エンベロープはそのままで、ブーストやカットだけが適用されます。例えば、トリミング コントロールを -3 dB に設定するのは、すべてのエンベロープを 3 dB カットするのと同じことです。
トリミング レベルを調整する場合は、トラック ヘッダーの[オートメーション設定]ボタン を選択解除します。ボリューム オートメーションを調整する場合は、このボタンを選択します。
割り当て可能なエフェクトのセンド レベルまたはバス センド レベルの調整
バスまたは割り当て可能エフェクト チェーンのセンド レベルは、ステレオ プロジェクトの場合と同じ要領で、トラック ヘッダーの多目的フェーダーを使用して調整できます。フェーダー ラベルをクリックして、メニューから割り当て可能エフェクト チェーンまたはバスを選択します。トラック ヘッダーのフェーダーは、トラック全体のセンド レベルを調整するトリミング コントロールとして、または、センド レベルのオートメーション設定を調整するコントロールとして使用できます。
トリミング レベルを調整する場合は、トラック ヘッダーの[オートメーション設定]ボタン を選択解除します。ボリューム オートメーションを調整する場合は、このボタンを選択します。
チャンネル レベルの調整
5.1 チャンネルの個々のレベルを調整するには、[ミキシング コンソール]ウィンドウのサラウンド マスタ バス コントロールを使用します。トラック バス コントロールのフェーダーは、各チャンネル全体のレベルを調整するトリミング コントロールとして使用できます。また、サラウンド マスタ バスのマスタ ボリュームもオートメーションできます(個々のチャンネル レベルはオートメーションできません)。
トリミング レベルを調整する場合は、バス コントロールまたはバス トラックの[オートメーション設定]ボタン をクリックして、[オートメーション コントロールの表示]がオフになっていることを確認します。ボリューム オートメーションを調整する場合は、[オートメーション コントロールの表示]をオンにします。
センター チャンネルのボリュームを調整すると、音声を強調したりミックスのバランスを変更したりできます。センター チャンネルのボリュームのトリミング レベルまたはオートメーション設定を調整することができます。
サラウンド パン キーフレームにトリミング レベルを追加した場合、キーフレーム設定はそのままで、ブーストやカットだけが適用されます。例えば、トリミング コントロールを -3 dB に設定した場合、各キーフレームでセンター チャンネルのレベルを 3 dB ずつ下げるのと同じ効果があります。
センター チャンネルのトリミング レベルの調整
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トリミング レベルを調整するために、トラック ヘッダーの[オートメーション設定]ボタン を選択解除します。
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パンするトラックまたはバスのサラウンド パン をダブルクリックします。[サラウンド パン]ウィンドウが表示されます。
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センターのフェーダーをドラッグすると、センター チャンネルのボリュームの強弱を調整できます。フェーダーの設定が 0.0 dB のときは、ゲインが適用されていない状態です。
センター チャンネルがミュートされている場合、センター フェーダーは表示されません。センター チャンネル アイコン をクリックすると、センター チャンネルのミュートが解除されます。
キーフレームによるセンター チャンネル レベルのオートメーション
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オートメーション レベルを調整するために、トラック ヘッダーの[オートメーション設定]ボタン を選択します。
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パンするトラックまたはバスのサラウンド パン をダブルクリックします。[サラウンド パン]ウィンドウが表示されます。
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既存のキーフレームを選択してそのセンター チャンネル レベルを調整するか、新規キーフレームを作成する場所にカーソルを移動します。
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センターのフェーダーをドラッグすると、センター チャンネルのボリュームの強弱を調整できます。フェーダーの設定が 0.0 dB のときは、ゲインが適用されていない状態です。オートメーション モードでは、フェーダーのつまみが に変わります。
センター チャンネルがミュートされている場合、センター フェーダーは表示されません。センター チャンネル アイコン をクリックすると、センター チャンネルのミュートが解除されます。
サラウンド パンを行う方法は 2 つあります。
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[サラウンド パン]ウィンドウまたはトラック ヘッダーのミニ サラウンド パンを使用して、個々のトラックをパンします。
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ミキサー コントロール(バス、割り当て可能なエフェクト チェーン、ソフト シンセなど)にトラックをルーティングした後、適切なバス トラックの[サラウンド パン]ウィンドウを使用してミキサー コントロールをパンします。[表示]メニューの[バス トラックの表示]を選択して、トラック ビューの下部にバス トラックを表示します。
トラックがサラウンド マスタではなくバスにルートされているときは、トラック ヘッダーのパン スライダを使用すると、バスのサラウンド パンへのステレオ トラックの効果を調整できます。
サラウンド パンは、トラック全体のパンを調整するトリミング コントロールとして、または、トラックのパン オートメーション設定を調整するコントロールとして使用できます。サラウンド パン キーフレームを調整する場合は、トラックまたはバスの[オートメーション設定]ボタン を選択します。トリミング レベルを調整する場合は、同ボタンを選択解除します。
パン オートメーション設定にトリミング レベルを追加した場合、キーフレーム設定はそのままで、ブーストやカットだけが適用されます。例えば、トリミング コントロールを -9% レフトに設定するのは、すべてのキーフレームを 9% 左に移動するのと同じことです。
パン コントロールでは、オートメーション(動的)設定を調整できます。またパン コントロールは、トリミング(nonautomated)コントロールとして機能できます。オートメーションが想定通りに動作しない場合、オートメーション設定のオフセットを設定するトリム値が適用されている場合があります。
トリム レベルを調整するサラウンド パンが設定されている場合は、 として表示されます。オートメーション レベルを調整する設定が適用されている場合は、 として表示されます。
パン トリミング レベルの調整
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トリミング レベルを調整するために、トラック ヘッダーの[オートメーション設定]ボタン を選択解除します。
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トラックまたはバスのサラウンド パン をダブルクリックして、[サラウンド パン]ウィンドウを表示します。
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[サラウンド パン]ウィンドウでパン ポイントをドラッグして、サウンド フィールド内のサウンドの位置を決定します。淡色表示は各チャンネルからの出力を示しています。
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パン ポイントをダブルクリックすると、パン ポイントがフロント センターのリスニング ポジションにリセットされます。
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[サラウンド パン]ウィンドウ内をダブルクリックすると、クリックした位置にパン ポイントが移動します。
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パン ポイントの動きを制限するには、 ボタンをクリックして、[自由に移動] 、[左/右にのみ移動する] 、[前/後にのみ移動する] の各モードを切り替えます。
トラック ヘッダーのトラック サラウンド パンを使用して、トラックをパンすることもできます。キーボードとマウス ショートカットを使用すると、パン ポイントの位置決めをすばやく正確に行うことができます。詳しくは、キーボード ショートカットを参照してください。
キーフレームによるパンのオートメーション
キーフレームを追加すると、パンをオートメーションできます。キーフレームは、エンベロープ ポイントと同様、トラック内で設定が変化する特定の位置をマークします。ただし、エンベロープ ポイントとは異なり、キーフレームはトラックの下に表示されます。
注:
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パン キーフレームをバスに追加するには、バス トラックを使用します。[表示]メニューの[バス トラックの表示]を選択して、トラック ビューの下部にバス トラックを表示します。
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センターチャンネルのゲインはオートメーションできません。
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ミュートとソロはオートメーションできません。
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パンするトラック(またはバス トラック)を選択します。
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サラウンド パン キーフレームを調整するために、トラックまたはバスの[オートメーション設定]ボタン を選択します。
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[挿入]メニューの[エンベロープ]を選択し、サブメニューの[サラウンド パン キーフレーム]を選択します。トラックの下のプロジェクトの先頭にキーフレームの行が追加されます。このキーフレームは、トラックの現在のパン設定を表します。
パン キーフレームをプロジェクトから削除せず非表示にするには、[表示]メニューの[エンベロープの表示]を選択し、サブメニューの[サラウンド パン キーフレーム]を選択します。
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トラックのパンを開始する位置でクリックしてカーソル位置を決定します。
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以下の手順で、トラックをパンします。
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トラックまたはバスのサラウンド パン をダブルクリックして、[サラウンド パン]ウィンドウを表示します。
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[サラウンド パン]ウィンドウでパン ポイントをドラッグして、サウンド フィールド内のサウンドの位置を決定します。各チャンネルからの出力は淡色表示され、キーフレームがトラックの下に追加されます。
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パン ポイントをダブルクリックすると、パン ポイントがフロント センターのリスニング ポジションにリセットされます。
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[サラウンド パン]ウィンドウ内をダブルクリックすると、クリックした位置にパン ポイントが移動します。
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パン ポイントの動きを制限するには、 ボタンをクリックして、[自由に移動] 、[左/右にのみ移動する] 、[前/後にのみ移動する] の各モードを切り替えます。
トラック ヘッダーのサラウンド パンを使用して、トラックをパンすることもできます。キーボードとマウス ショートカットを使用すると、パン ポイントの位置決めをすばやく正確に行うことができます。詳しくは、キーボード ショートカットを参照してください。
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手順 4 と 5 を繰り返し、パン キーフレームを必要な数だけ追加します。[サラウンド パン]ウィンドウにパンの軌跡が表示されます。
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2 つ以上のキーフレームがある場合は、スムーズ スライダをドラッグして、キーフレーム間の補間カーブを調整できます。カーブを調整すると、サウンド フィールド内で知覚されるサウンドの動きが影響を受けます。設定値が 0 の場合、キーフレーム間の動きが直線的になりま
サラウンド パン