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タイムライン上のオーディオ ファイルを整列します。
複数のプロジェクトのオーディオを使用して CD の書き込みを実行するには、各プロジェクトを 16 ビット、44 kHz の Wave ファイルとしてレンダリングし、レンダリングした Wave ファイルを新しいプロジェクトに追加します。
[トラック プロパティ]ウィンドウを使用して、[ACID の種類]の設定を[ワンショット]に変更し、プロジェクトの元のテンポを使用してメディアを CD に書き込みます。
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CD トラックを開始する位置にカーソルを置き、[挿入]メニューの[CD トラック マーカー]を選択して(または[N]キーを押して)、カーソル位置に CD トラック マーカーを追加します。Red Book CD には最大 99 トラックを収録することができます。
CD を書き込むときは、最初の CD トラックの前に 2 秒の無音が挿入されます。その後でトラック間に無音が挿入されるのは、[タイムの挿入]コマンドを使用して、CD トラック マーカーの前に無音を挿入した場合のみです。
最初の CD トラック マーカーがプロジェクトの先頭に配置されていない場合、そのマーカーの前にあるオーディオはディスクに書き込まれません。
各 CD トラック マーカーの間は、4 秒以上の間隔を空ける必要があります。マーカーの間隔を確認するには、タイム ルーラーを使用してください。
識別の手段として、ユニバーサル製品コード(UPC)またはメディア カタログ番号(MCN)を CD に書き込むことができます。ただし、この機能をサポートしていない CD-R ドライブもあります。CD-R ドライブがこの機能に対応しているかどうか不明な場合は、ドライブのマニュアルを参照してください。
[プロジェクト プロパティ]ダイアログ ボックスの[サマリー]タブにある[ユニバーサル製品コード/メディア カタログ番号]ボックスにコードを入力します。
ユニバーサル製品コードはユニバーサル コード委員会によって管理されています。詳しくは、ここをクリックしてください。
タイムライン上のメディアの整列と、CD トラック マーカーの追加が完了したら、書き込みを開始できます。
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[ツール]メニューの[ディスクアットワンス オーディオ CD の書き込み]を選択します。[ディスクアットワンス オーディオ CD の書き込み]ダイアログ ボックスが表示されます。
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[ドライブ]ドロップダウン リストから、CD の作成に使用する CD ドライブを選択します。
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[書き込み速度]ドロップダウン リストから、書き込み速度を選択します。[最大]を選択すると、デバイスで対応可能な最高速度で書き込まれます。バッファ アンダーランの発生を防止するには、速度を遅くしてください。
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使用している CD レコーダーにバッファ アンダーラン防止機能が装備されている場合は、[バッファ アンダーラン防止]チェック ボックスをオンにします。この機能を使用すると、バッファ アンダーランが発生した場合は、書き込みが停止され、バッファに十分なデータが蓄積されると再開されます。
バッファ アンダーラン防止機能を使用して作成したディスクは、CD プレーヤーで再生できますが、書き込みを停止および再開した位置にビット エラーが発生することがあります。プレマスタ ディスクを作成する場合は、このチェック ボックスをオフにしてください。
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[書き込みモード]ボックスで、ラジオ ボタンを選択します。
アイテム
説明
CD の書き込み
CD へのオーディオの書き込みを直ちに開始します。
テストをしてから CD に書き込む
バッファ アンダーランを発生させずにファイルを CD レコーダに書き込めるかどうかのテストを実行します。テスト中は、CD にオーディオは書き込まれず、テストが正常に完了した後に書き込みが開始されます。
テストのみ(CD に書き込まない)
バッファ アンダーランを発生させずにファイルを CD レコーダに書き込めるかどうかのテストを実行します。CD にオーディオは書き込まれません。
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CD プロジェクトを書き込む前に一時ファイルにレンダリングする場合は、[書き込み前に一時イメージをレンダリング]チェック ボックスをオンにします。リアルタイ
ムでレンダリングや書き込みを行うことのできない複雑なプロジェクトの場合は、事前にレンダリングすることによって、バッファ アンダーランの発生を防止することができます。
レンダリングされた一時ファイルは、プロジェクトを変更するかアプリケーションを終了するまで保持されます。[トラックアットワンス オーディオ CD の書き込み]ダイアログ ボックスを開いたときにイメージ ファイルが存在する場合は、このチェック ボックスは[レンダリングされた既存の一時イメージを使用する]になります。
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CD-RW メディアに書き込む場合に、書き込み前にディスクを消去するには、[CD-RW メディアを自動的に消去]チェック ボックスをオンにします。
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書き込み完了後に CD を自動的に取り出す場合は、[書き込み完了後に取り出し]チェック ボックスをオンにします。
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[OK] をクリックして書き込みを開始します。
ディスクアットワンス(DAO または Red Book)CD の書き込み |
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[ツール]メニューの[ディスクアットワンス オーディオ CD の書き込み]を選択すると、現在の CD レイアウトを使用してディスクアットワンス(DAO)CD が作成されます。
DAO CD は、大量の複製のマスタ ディスクを作成する必要がある場合や、トラック間の 2 秒の途切れがない CD を作成したい場合に使用します。
プロジェクトのテンポではなく、メディアの元のテンポを使用して CD トラックを書き込む場合は、トラックを選択してから[トラック プロパティ]ウィンドウで[ACID の種類]設定を[ワンショット]に変更します。
[時間表示]ウィンドウを右クリックし、[カーソル位置の時間形式]を選択してから、[オーディオ CD 時間]を選択すると、プロジェクトの整列が簡単になります。[時間表示]ウィンドウの[カーソル位置の時間]部分には、tt+mm:ss:ff(トラック番号 +/- 分:秒:フレーム)が表示されます。オーディオ CD タイムでは 75 fps のフレーム レートが使用されます。
実行する操作を選択してください。
CD トラック マーカーの ACID プロジェクトへの追加
ユニバーサル製品コード/メディア カタログ番号情報の設定
ディスクの書き込み