入力バスによる録音 |
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入力バスを使用してオーディオを録音する場合は、入力バス エフェクトを録音された信号に含めることができます。
例えば、エレクトリック ギターをアンプ モデリング プラグインで録音する必要があるとします。
シナリオ 1:ギターをサウンドカードの楽器入力に接続し、その入力を録音入力として選択します。
このシナリオでは、続いてアンプ モデリング プラグインをトラック エフェクトとして追加し、入力モニタをオンにして録音します。ギターはプラグインなしで直接録音され、プラグインはプロジェクトを再生またはレンダリングするたびに処理されます。この方法では、プロジェクトで作業するときのプラグイン設定を調整することができます。
シナリオ 2:アンプ モデリング プラグインを使用する入力バスをインサート エフェクトとしてセットアップし、その入力バスを録音入力として選択します。
このシナリオでは、アンプ モデリング プラグインは、録音された信号で処理されます。この方法では、処理済みの信号を録音できますが、アンプの設定を変更する場合はギター パートを再録音する必要があります。
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プロジェクトに入力バスを追加します。
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入力バスをセットアップします。
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入力バスにプラグインを追加するには、入力バス チャンネル ストリップのインサート FX コントロール リージョンにある[新規インサート FX の追加]ボタン をクリックします。
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入力バス チャンネル ストリップの I/O コントロール リージョンで、[入力ソース]ボタンをクリックして、録音するサウンドカード入力を選択します。
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入力バス チャンネル ストリップの I/O コントロール リージョンにある[出力]ボタンをクリックし、[オフ]を選択します。バス入力がオフのままになり、トラックの入力をモニタできるようになります。
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入力バスから録音するトラックを設定します。
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[録音入力]ボタンをクリックし、メニューから[入力バス]を選択し、入力バスを選択します。
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[録音入力]ボタンをクリックし、[入力モニタ モード:オン]または[入力モニタ モード:自動]を選択して、録音中の入力信号が聞こえるようにします。
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[自動] を選択すると、再生が停止されている場合と録音中に、入力モニタ信号が再生されます。選択したイベントに録音している場合に、入力モニタ信号が再生されるのは、カーソルが選択したイベントを通過しているときだけです。
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[オン] が選択されている場合、動作は[自動]モードと同様ですが、録音中に入力モニタが常に再生されます。選択したイベントに録音されているときでも、モニタのオン/オフは切り替わりません。
エフェクトをリアルタイムでモニタできるかどうかは、使用コンピュータの性能に依存します。エフェクト オートメーション エン